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たわわ、たわわん*

夜が明けて朝が来ても さめない夢をあげる

夜が明けて朝が来ても さめない夢をあげる_b0042682_21263331.jpgおばあちゃんのお誕生日は29日だけれど、一足お先におめでとうを。
死んじゃったんだけどね。
わたしは、社内で年賀状の注文用紙が回ってきたら、まっさきに注文してしまうくらい、喪に服していないわけで(こら)。
というより、おばあさんが死んでしまったことを全然受け入れておりません。まだ生きてるみたい。
よく“例え死んでしまっても、あなたの胸の中で永遠に生き続けるわ”なんていうけれど、それは違う。うそだ。
死んだ人も生きている人もわたしの胸の中でわたしが死ぬまでみんな元気に生き続けている。思い出の一場面でしかない。
心のおじいちゃんやおばあちゃんにいくら問いかけても答えてはくれない。
それは、お父さんやお母さんやお友達に心の中で問いかけてるのと一緒のこと。
でもね、生きてる人には会えばいくらだって話ができる。
わかってるよ。死んだ人は記憶の中で生きているだけだから。
そんなことは当たり前なんだけど。もう悲しくてね。あの家に誰もいないことが。
一緒に花を育てたり、お風呂に入ったり、お料理を教えてもらえないことが。
夢にでも出てきておしゃべりしてくれればいいのにと思う(夢見がち)。
本当におばあちゃんのことが大大大好きなんです!

おじいちゃんやおばあちゃんには、丸いケーキにローソクを立てて、歌を歌って“おめでとう!”ってクラッカー鳴らしてお祝いしてあげられなかった。
わたしは何度も何度も祝ってもらったのに。
いまさら祝っても遅いけれど、天国で喜んでくれるのであれば、毎年必ずお祝いするからね。

主役なきお誕生日会の時、わたしが小学生の時に敬老の日にプレゼントした、猫の肩叩きが出てきました。
使わずに、戸棚に入っているのはなんとなく知っていたけれど、思わず手に取ってみたら、裏側に、わたしの名前ともらった日付がおじいちゃんの字で大きく書かれていた。うれしかった。
いつまでも使ってくれないことに、わたしはブーブーと文句を言ったけれど、もしかして使えなかったのかな。うれしすぎて!!(自画自賛タイプ)
このマッサージ器、お金を貯めて買ったんだよね。
だから、こっそりかばんに入れて持って帰ってきちゃいました。
きっといつまでも使わないと思うけど。
たまに、思い出したように手にとってはにやにやするだけ、きっと。

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♪スパルタローカルズ*ハート
by mocommune | 2006-10-28 00:00 | 今日のおはなし*